rinkuruのくらし

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SFが苦手な人にもおすすめ 東野圭吾の隠れた名作「パラドックス13」 

2020.12.13

パラドックス13」あなたはもう読みましたか?

 

 こんにちは、最近読書にはまってしまったrinkuru(リンクル)です。

あたたかいコーヒーとチョコレートを楽しみながら寝る前なんかに本を読んでいます。

自分の考えを広げてくれる読書って素敵ですよね。

「読書の秋」はもう終わってしまいましたが、最近読んだ本を紹介したいと思います。

その本が東野圭吾さんのパラドックス13という本です

東野圭吾さんは誰でも聞いたことのある有名な作家さんですが、この本の題名を聞いたことがないという人は多いのではないでしょうか。

私自身、東野圭吾さんは母親の影響で昔から好きで何冊か読んでいたのですが、この本は読んだことがなかったです。

私が小説を買うときによく参考にするインターネットの〇〇(作家さん)の人気ランキング!なんてのにもランクインしているのを見たことがないです。

本の裏表紙に書いてあるあらすじはざっとこんな感じです。

13時13分13秒、街から人が消えた。

無人の東京に残されたのは境遇も年齢も異なる13人の男女。

なぜ彼らが選ばれたのか。

大雨と地震に襲われる瓦礫の山と化した街。

そして生き抜こうとする人達の共通項が見えてくる。

世界が変われば善悪も変わる。

殺人すらも善となる。

極限状態で見えてくる人間の心理とは

簡潔に表すとSFサバイバルなんて分野の小説になるのでしょうか。

 

こんな感想が寄せられているようです。

東野圭吾さんの本は好きなのですが、この本は発想がすごいと思います!
日常が急に日常ではなくなる。その時、自分だったらどうするんだろう。
これが映画化にされたらどの方が演じるんだろうなんて思いながら読んでいました。
とにかく面白いです。
ぜひ、映像化してほしい!
友達の大の気に入りということで、私も読んでみました。
発想がユニークで、最初は遅いペースで読んでいたが、
だんだん後が気になってきて、後半はすぐに読み終わりました。
面白い本です。
こんな話が読みたかった。人間模様が描かれていてよかった。家に置いておいてまた時間をあけて読みたいと思う作品だと思います(^_-)

出典:Amazonよりパラドックス13 (講談社文庫)

私自身も最後まで飽きることなく、かけぬけるように読み終えた小説は久しぶりですた。

生物が消え、少しずつ崩壊していく東京を舞台に、そこに取り残された数人の人間たちの生き方が描かれているガチガチのSF設定なのですが、その人達の考えがリアルで共感でき、自分ならどうするだろうと自然に作品にひきこまれていきました。

正直私は、SF小説があまり得意ではありません。(星新一さんなんかは大好きなんですが…笑)

読み終わったときに、「え、あれは結局どういう意味だったんだ?」となってしまい、不完全燃焼で読み終わることが多いからです。

もちろんすべて説明すると、内容が薄っぺらくなってしまうので、ある程度の「謎」を残したまま終わった作品のほうが魅力的なのはわかっていますが、「あの設定は解説ほしかったな」と感じることが多いのです。

この作品はその「謎」「解明された謎」のバランスがとても良く、読み終わったときがとても心地よいです。

最後まで読者をあきさせない東野圭吾さんの技量は流石ですね

最後まで読者をあきさせない東野圭吾さんの技量は流石ですね

あまりネタバレをしてしまうと良くないので簡単にしか説明しませんでしたが、一度は読んでみてほしい作品です。

もちろん東野圭吾さんの有名な作品もとてもおすすめです。

最後に、私は小説も好きですが漫画はもっと好きです。笑

おすすめの小説、漫画あればコメントで教えて下さい。

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